先日最終日に横浜トリエンナーレに行ってきました。
全体的にアミューズメントとしても面白かったのですが、やや刺激が足りなかったのかなぁと思っています。
そこは個人の受け取り方なので、何とも言えませんが、個人的に素晴らしいなと思ったものは、ダミアン・ハーストの「知識の木」とジルヴィナス・ケンピナスの「5番目の壁」でした。
Damien Hirst Photo By ART iT
ダミアン・ハーストは期待通りというか、好きな方であればわかると思います。
嫌いな方はまったく嫌悪感しか無いでしょう。
写真ではわからないのですが、ステンドグラスのように見えるものは全て蝶の羽でできており、遠目に見ては何でもない作品なのかなと思い、近づいて見ると鳥肌が立ちました。
いろいろ書きたいのですが、私の知識ではあまりちゃんとしたことは書けませんので、ググれば他の素晴らしい方々の評論が見れます。そちらでどうぞ。
Žilvinas Kempinas Photo By ART iT
ジルヴィナス・ケンピナスは、写真のようにビデオテープを床から天井に向かって張り巡らしており、入り口から見ると全てが細いピアノ線を張り巡らせてあるようで、近づくにつれ角度によって徐々に太さが増してゆき、真横では最大の太い線(ビデオテープの幅)になります。
そしてまた入り口に戻ると全てが細い線(ビデオテープの厚さ)に戻るのです。
戻ってから気づいたのですが、入り口のポイントでは、その場所に立ち全てのビデオテープを見てもわずかな角度の調整で全てを細い線に見せる手法に感動しました。
最近アートに触れる機会があまりなかったので、これを機会にまた興味のあるものを探して見に行こうと思います。
横浜トリエンナーレ
0 件のコメント :
コメントを投稿