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2012/01/22
没後150年 歌川国芳展
先日の休みに「没後150年 歌川国芳展」に行ってきました。
浮世絵をちゃんと観るのは初めてでしたが、歌川国芳の変わった作風はいろいろなところで目にしてはいたので、難しく観ることなく楽しめました。
やはり歌川国芳の作品で気になるものは人を使わない作品。
無類の猫好きということと、天保の改革による幕府の禁令から役者や女性などを描くことを禁止されたのですが、それがキッカケで人を使わずに人に見立てた面白い作品が生まれたそうです。
特に自分が心惹かれた作品は、画に登場するものが日用品、化粧道具で描かれた浮世絵。
これも禁令がキッカケで生まれた作品だと思いますが、この時代にこのような枠にとらわれない自由な発想、表現方法を実践しているところが奇才なのでは、と感じました。
またいろいろ調べていくとやはりアホ戯画やエロ戯画、春画もちゃんと描かれていて、やはり日本人、人間はいつでもエロとともに繁栄し生きているのだなと、アート、デザイン、エロこそ全てを推し進めるものだなと、いい歳になって再認識しました。
「没後150年 歌川国芳展」は、2月12日(日)まで森アーツセンターギャラリーで開催しています。
没後150年 歌川国芳展 By 森アーツセンターギャラリー
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